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沖縄の経理代行・記帳代行の料金相場【県内5社の公開料金を調査】頼めること・頼めないこと

沖縄の経理代行・記帳代行の料金相場【県内5社の公開料金を調査】頼めること・頼めないこと

この記事でわかること

沖縄県内で料金を公開している経理代行・記帳代行5社を実際に調べ、記帳100仕訳あたりの相場、追加料金の刻み、給与計算・請求書発行の単価をまとめました。あわせて「経理代行」と「税務」の線引き、料金表を読むときの注意点を解説します。

この記事の要点

  • 記帳代行の料金は主に「仕訳の件数」で決まります。県内5社の公開料金を調べ、税込・税抜の混在、免税・課税事業者での違い、「〜」付きの下限価格という3つの罠を整理しました。
  • 税務申告・税務相談は税理士の独占業務です。「記帳代行」「経理代行」「経理をまるごと」は範囲が違うので、何を頼めて何を頼めないかを先に分けます。
  • 見積もりでは、誰がどう作業するか、取引が増えたらいくらになるか、自社は何を渡すのかを聞きます。CODEVISIONのRICCA BPO(業務代行)は「経理業務をまるごと任せる」型で、1領域 月20万円〜です。

先に結論

沖縄県内5社の公開料金では、月100仕訳の記帳代行は税込13,200〜16,500円が中心でした。ただし、記帳だけと、請求・入金・支払まで含む経理代行は別の商品です。

  • 安く入力だけ任せたい:記帳代行
  • 日々の経理を手放したい:経理代行・BPO
  • 税務申告・税務相談:税理士へ依頼

「経理を外に出したい。でも、いくらかかるのか分からない」

沖縄で経理代行を探し始めると、まずここで止まります。検索して出てくるのは会社名ばかりで、肝心の料金は「お問い合わせください」。何社も問い合わせて見積もりを待つ気力もない——そうやって、去年も今年も社長が自分で帳簿をつけている会社を、いくつも見てきました。

そこで、沖縄県内で料金を公開している経理代行・記帳代行の会社を実際に調べて、数字を並べました(2026年8月17日時点・公開されている料金表のみ)。

調査結果をもう少し詳しく見ると、次の傾向がありました。

  • 記帳代行の料金は「仕訳の件数」で決まる。会社の売上規模ではない
  • 月100仕訳で、税込13,200〜16,500円あたりが中心。3社が税抜15,000円(税込16,500円)でほぼ一致していた
  • ただし「記帳だけ」と「経理をまるごと」では価格帯が5〜10倍違う。ここを混同すると見積もりが噛み合わない
  • 調査対象には税理士事務所ではない事業者も含まれるため、税務を誰が担当するかの確認が必要

1. 記帳代行の料金は「仕訳の件数」で決まる

まず前提から。仕訳(しわけ)とは、帳簿に記録する1件分の取引のことです。「8月3日、A社から入金15万円」で1仕訳。通帳の記帳が月に何行増えるか、とイメージすると近いです。

小さな会社なら月50〜100仕訳、取引が多い会社だと月300仕訳を超えます。経理代行の料金表は、ほぼすべてこの件数で段階が組まれています。

調査で分かった料金の実像

項目 調査結果(2026年8月時点・公開料金)
月100仕訳の記帳代行 税込13,200〜16,500円(3社が税抜15,000円=税込16,500円で一致)
100仕訳ごとの追加料金 税込おおむね8,800〜11,000円
公開されていた最低額 月5千円台〜6,600円(仕訳25〜50件までの小規模プラン)
公開されていた最高額 月65,000円前後(600仕訳規模)
記帳+支払・請求まで含むプラン 月22,000円〜38,500円(税込)が目安

「100仕訳=税抜15,000円」が、沖縄における最も再現性のある基準値でした。自社の月間取引件数が分かれば、ここから概算できます。

ただし1社だけ、件数が増えても単価が下がらない(完全比例の)料金表の会社がありました。取引が多い会社ほど不利になるので、仕訳が月200件を超えるなら刻み方を必ず確認してください。

給与計算・請求書発行の相場

業務 公開されていた料金
給与計算 基本料金+1人あたりの従量、または1人あたり1,000円前後
請求書の発行・送付 1件あたり税抜1,000円(税込1,100円)(2社が一致)
振込・支払代行 1件あたり税込1,100円
入金消込 単価を公開している会社はゼロ

給与計算の料金を公開していたのは調査した5社のうち2社だけ。入金消込にいたっては1社も公開していません。

「経理を丸ごと任せたい」と思ったとき、実は見積もりが取りづらい業務ほど価格が見えない——これが沖縄の現状です。

2. 料金表を読むときに引っかかる3つの罠

罠1: 税込と税抜が混在している

調査した5社でも、税込表示と税抜表示が混ざっていました。月20,000円と月22,000円は、実は同じ金額(税抜20,000円=税込22,000円)ということが起こります。比較するときは必ずどちらかに揃えてください。

罠2: 免税事業者か課税事業者かで料金が変わることがある

ある会社では、同じ仕訳件数でも課税事業者は免税事業者の1.25倍の料金設定でした。インボイス制度への対応で処理が増えるためです。自社がどちらかで見積額が変わります。

罠3: 「〜」付きの下限価格

「月5千円〜」の「〜」は重い意味を持ちます。この表示は最も条件が良いケースの下限であって、実際の請求額ではありません。問い合わせるときは「うちの規模だと実際いくらか」を必ず確認してください。

3. 「経理代行」と税理士業務は分けて考える

調査していて、これが一番の発見でした。

料金を公開していた5社のうち、税理士(税理士法人)は1社だけ。残りは一般企業か、運営主体が明記されていない事業者でした。

これは違法でも何でもありません。記帳代行・給与計算・請求書発行は税理士の独占業務ではないので、一般企業が行って問題ありません。当社もその一つです。

問題は、発注する側がこの違いを知らないまま契約してしまうことです。

何が税理士の仕事で、何がそうでないのか

業務 誰ができるか
記帳・仕訳の入力 一般企業でも可
請求書の発行・送付 一般企業でも可
入金消込・売掛管理 一般企業でも可
給与計算そのもの 一般企業でも可
税務申告書の作成 税理士の独占業務
税務相談(節税の相談を含む) 税理士の独占業務
社会保険・労働保険の手続き代行 社会保険労務士の独占業務

つまり「経理を全部お任せ」と言われても、確定申告や節税の相談まで含むことは、税理士でなければできません。

ここを曖昧にしたまま契約すると、決算の時期になって「その部分は別で税理士を探してください」と言われ、慌てることになります。

契約前に必ず確認してください。

「御社は税理士事務所ですか? 税務申告と税務相談はどちらが担当しますか?」

税理士の独占業務

日本税理士会連合会は、「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」を税理士の独占業務と案内しています。契約前に、記帳担当と税務担当を分けて確認してください。

この一言で、後から起きる面倒のほとんどが防げます。

4. 「記帳代行」と「経理代行」と「経理をまるごと」は別物

見積もりが噛み合わない原因の大半がこれです。同じ「経理代行」という言葉で、3つの違うものが呼ばれています。

何をするか 沖縄の価格帯(調査ベース)
① 記帳代行 領収書・通帳をまとめて渡し、帳簿に入力してもらう。月1回まとめて 月数千円〜数万円
② 経理代行 ①に加えて、請求書発行・支払処理・売掛買掛の管理まで 月2〜4万円台〜
③ 経理業務をまるごと任せる 日々の処理が回り続ける状態を引き受ける。締めも、催促も、月次レポートも 数万円〜十数万円以上

①は「作業を出す」、③は「業務を手放す」——同じようで、買っているものがまったく違います。

社長の手が空くのは③です。①だけを頼んでも、領収書を集めて渡す作業、請求書を出す作業、入金を確認する作業は自社に残ります。「安く頼んだのに、思ったほど楽にならなかった」の原因はほぼこれです。

逆に、「とにかく帳簿さえ付いていればいい」なら①で十分で、③を選ぶのは払いすぎです。

5. 料金以外に、見積もりのときに聞くべき3つのこと

① 誰が、どうやって作業するのか

同じ「記帳代行」でも、人が1件ずつ手入力している場合と、クラウド会計の自動連携+確認で回している場合があります。後者のほうが速くて、間違いが起きる場所も違います。

調査した5社のうち、AIや自動化を明示していたのは1社だけで、その1社は料金を公開していませんでした。この領域はまだ差がつきやすい部分です。

② 取引が増えたら、いくらになるのか

事業が伸びれば仕訳は増えます。100仕訳ごとにいくら上乗せされるかを、契約前に必ず数字で確認してください。前述のとおり、増えても単価が下がらない料金表も実在します。

③ 自社は何を渡さなければいけないのか

見落とされがちですが、代行を頼んでも資料を集めて渡す作業は自社に残ります。領収書の受け渡し方法(郵送か、スマホ撮影か、クラウド共有か)で、社内に残る手間はまったく違います。ここを聞かずに契約すると「思ったより自分の作業が減らない」ことになります。

6. CODEVISIONの経理代行について

最後に、当社の立ち位置を書いておきます。

当社の RICCA BPO(業務代行) は、上の分類でいう ③「経理業務をまるごと任せる」 です。記帳だけを安く請ける形は取っていません。

  • 記帳・仕訳:お使いのクラウド会計(freee・マネーフォワードなど)に合わせて連携し、AIが一次処理したものを人が検品してから確定します。会計ソフトの乗り換えは求めません
  • 請求・入金:請求書の発行・送付、入金消込、督促の一次連絡まで
  • 支払管理:支払一覧・振込データの作成まで(振込の実行と承認はお客様側です。資金移動はお預かりしません)
  • 給与計算:計算から明細発行まで
  • 月次レポート:試算表サマリー・資金繰り表

料金は、経理を領域ごと引き受ける形で、1領域 月20万円〜です。記帳代行の相場(月1〜4万円台)と比べると高く見えますが、買っているものが「入力作業」ではなく「経理が回り続ける状態」なので、比べる相手は代行業者ではなく事務員を1人雇う場合になります。

そして、線引きは明確にしておきます。

経理代行(記帳・請求書発行・給与計算など)は当社が担当します。税務申告・税務相談は税理士の専門業務のため、当社では承っておりませんが、ご希望の方には信頼できる税理士をご紹介します(ご契約は税理士の先生と直接となります)。

社会保険・労働保険の手続きについても同様に、社会保険労務士をご紹介します。

「まず自社の経理のどこが重いのか」から整理したいという方には、無料の個別相談で、「自社でやるべき業務」と「任せるべき業務」を一緒に整理するところからお手伝いしています。全部任せることが正解とは限りません。

この記事の調査方法と出典

  • 沖縄県内で経理代行・記帳代行を提供し、Webサイト上に料金を公開している5社の料金ページを2026年8月17日に確認し、記載されている金額のみを集計しました
  • 各社の料金は税込・税抜の表記が混在していたため、本文では都度どちらかを明記しています
  • 社名は記載していません。料金は改定されることがあるため、実際の検討時は各社の最新の料金表をご確認ください
  • 税理士の独占業務は日本税理士会連合会の案内を確認しました
  • 社会保険労務士の業務範囲は厚生労働省「社会保険労務士制度」を確認しました
  • 本記事は税務相談ではありません。税務の判断が必要な場合は税理士にご相談ください

料金は2026年8月17日時点の公開情報です。依頼時には各社の最新条件をご確認ください。

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